天声黒語 我日々に想ふ・・・。 

 

 この天声黒語は、日頃ふと想ったことをエッセイ風に書き綴ったものです。

本家、天声人語のように毎日は更新できそうもありませんが、1年でどれくらい記せて、

どれくらいの人がメールを送ってくれるだろう・・・?それを楽しみに2000年春スタートです。

 

今年もお世話になりました・・・12/25
これからが本当の勝負所・・・11/18
「恋文」に魅せられて・・・11/5
今年の秋は大移動・・・10/5
日光が病んでいる・・・9/5
この夏への謝辞・・・8/31
久しぶりの北海道・・・8/3
7月とは言うけれど・・・7/25
祝!サザン25周年・・・6/25
気がつけば6月、時が経てば・・・6/17
1つの負けから学ぶもの・・・5/25
破竹の11連勝・・・!5/7
電車という空間・・・5/6
泣くな大ちゃん、明日があるさ・・・4/28
近くにあった桃源郷・・・4/21
祝!春リーグ開幕・・・4/14
三鷹ジブリの森にて・・・4/7
嗚呼!気がつけば4月・・・4/2
頑張れ!若者・・・3/26
ごめんね、FLOW・・・3/15
最高のスキー実習(in Zao)・・・3/10
頑張れ受験生・・・2/26
松井が好きになれない理由・・・2/24
湯西川とかまくら祭り・・・2/17
宇都宮といえば・・・2/5
世界が認めたバレー選手・・・2/3
微妙な昨今・・・1/29
嗚呼、運動部離れ・・・1/20
中島みゆきに想う・・・1/14
今年も宜しくお願いします・・・1/8

 

  天声黒 語 2002年 春夏秋冬へ・・・。 

 

  天声黒 語 2001年 春夏秋冬へ・・・。 

 

  天声黒 語 2000年 春夏秋冬へ・・・。 

 

 

 

  今年も宜しくお願いします・・・。 

 

   

 新年明けましておめでとう御座います。我が家の新年は実に穏やかにあっというまに過ぎていきました。2003年は一体どんな歳になるのやら?毎年、遅ればせながら我が家の年賀状です。今年も宜しくお願いします・・・。

 

1月8

 

 

 

   中島みゆきに想う・・・。 

 

   

  地上の星が、オリコン1位になるという。プロジェクトXと紅白の余韻に押されての事だろうが、中学時代を松山千春と中島みゆきで育った私には何とも微笑ましい。この現象を経済評論家の佐高信は「サラリーマンが“すがる対象”として聴くからだろう。リストラに熱心な経営者が良しとされる社会は、いわば“闇”の世界。そこに毅然(きぜん)と立ち向かうのではなく、ただ天上の“星”を仰ぎ見ている。サラリーマンのある種の悲鳴であり、軍歌のようなものだと思う・・・」と話している。違うんじゃないか!中身じゃなくて、少し上から見下ろしたその態度が違うんじゃないか?中島みゆきを知る人なら「2番の歌詞を見直すべし」と諭されるはず・・・。 今更乍ら、蘇る「世情」、失恋の定番「化粧」・「髪」、人生について「エレーン」等々、中島みゆきを同時代に聞けた私はとても幸せな時代を過ごしていたんだなぁ・・・ と、少し昔に想いを馳せました。p.s.年末の「クリスマスの約束」、小田和正の化粧は逸品でした・・・。

1月14

 

 

 

   嗚呼、運動部離れ・・・。 

 

   

  子供達の「運動嫌い」に「体力低下」・・・。近頃、問題のテーマです。文科省しかり○○白書しかり、あらゆるデータが物語るのは体力低下。ここ宇都宮大学でも2年に一度「体力測定」が行われるのですが、持久走もその他の種目も学生の「やる気」に愕然。小学生ならまだしも、こんな基礎調査を元にした18歳〜20歳の体力データは何の意味も持ちません。「体力」というよりは「やる気」の低下で、いわゆる「無気力」の蔓延です。一生懸命やる事が恥ずかしい 、健康には無関心、いわゆる若者の特権でしょうか?が、問題はそんな社会にした大人にあるとも最近思うのです。先日、私が参加したとある審議会では、小学生のスポーツ活動が問題になりました。そこで明らかになったのは、数年前に比べ、先生の参加率が半減してきたという事実です。勿論、地域のスポーツ好き?の指導者は増えつつあるのですが、学校の先生が子供達のスポーツ活動を支えるという形は、いわゆる過去の遺物のようです。 子供の「運動部離れ」と同時進行する「先生の運動部離れ」。なんでだろう?なんでだろう?誰が決めただろう?確かに社会は運動部の地域移管や総合型スポーツクラブの問題で揺れていますが、体育やスポーツに携わってきた小学校の先生の皆さん、もう一度真剣に考え直してはもらえませんか・・・?忙しいのは分かります。誰だってみんな忙しいのです。でも・・・、子供達の夢はそんなボランティア魂の上にCOME TRUEだと思うのです・・・。寂しさ一抹・・・。

1月20

 

 

 

   微妙な昨今・・・。 

 

   

  日本全国強烈な寒波襲来中。九州、四国、近畿、東海・・・。どこもかしこも雪マーク。が、関東平野は完璧な青空です。どうも雪との境界が関東平野の最北端この宇都宮にある様で、おそらく研究室から眺めるあの雲の向こうから白銀の世界が始まるのでしょう。実に微妙な昨今の天気模様です。今年は多少雪が多めなもの、積もるほどの大雪はありません。いつもながら日光連山に大感謝です。3月にはあの雲に突入し蔵王でのスキー実習、老体がばれない様にそろそろトレーニングに励まなければ・・・。

 

  

1月29

 

 

 

   全日本にも選ばれないバレーボール選手を世界が認めた・・・。 

 

   

  プロバレーボール選手、本間江梨(21)。日本で彼女の名を知る人は少ないと思いますが、世界最高峰リーグ、イタリアセリエA「モデナ」で快挙を成し遂げた選手です。世界のトップが終結する中での、リーグ優勝、ヨーロッパ選手権制覇、そして日本人として初めて全試合フル出場を果たし、2度のMVP、ベストリベロ賞にも輝いています。先日放映された情熱大陸http://mbs.jp/jyonetsu/index.htmlは、そんな本間選手の特集でした。彼女は中学の頃からの有名選手であり、その噂は隣の宇都宮にまで響き渡っていました。が・・・、イタリアで成功を修めた彼女は、破格な契約を振り切り、何故か名も知れるロシアリーグの2部チームへ・・・。この辺が誠に本間らしい?そして、この冬1部昇格を決めた彼女から届いたメッセージは「また、冬が来る前にどこかの国に行きたいって思ってます・・・」。まさにリベロという名の通りの自由人です。この春、日本バレーボール協会は従前の規定を改定し、海外選手でも全日本に入れる様にするそうです。が、例えば彼女が選ばれたとしても、彼女の夢はそんなところには無いんじゃないのかなぁ・・・?情熱大陸はそんな彼女の性格が素朴に伝わってくる実に良い出来でした。活躍を期待してます。応援メッセージはこちらまで・・・http://www9.ocn.ne.jp/~eri/

2月3

 

 

 

   宇都宮といえば・・・。 

 

   

  2月に入り立春を迎え、暦の上で春・・・。不思議なもので、そう言われると心なしか吹く風もちょっぴり暖かくも感じます。そんな季節を先取りし、昨日のNHKニュースでは水戸の天気情報から「水戸といえば梅・・・」、と偕楽園の紹介。うぅ〜ん、「○○といえば●●」と素直に受け入れられる譬えは、何とも圧倒的な説得力を持ちます。そして、そんな式が成立する街を羨ましくも思います。あなたの街にはそんな譬えがあるでしょうか?

 ここ宇都宮では、何故か「宇都宮といえば餃子」、なんていうあまり嬉しくもない風評が作られてしまい、今ひとつ・・・?消費量日本一という事で、いつの間にか駅前には大谷石で作られた「餃子像」なんてものまで出来てしまう。もう少し古風というか風情というか、ちょっぴり苛立つ命名です。とりあえず「そんなに食べるの?」と聞かれれば、「週3回は・・・」と答えていますが、何とかならないものでしょうか・・・?「水戸といえば梅・・・」、隣町をうらやむ昨今です・・・。

 

  

2月5

 

 

 

   湯西川とかまくら祭り・・・。 

 

   

  2月休日、久しぶりの家族旅行、栃木の奥地「湯西川のかまくら祭り」に出かけてきました。ここ湯西川温泉は、800年も前に平家の落人一族が発見したと言われ、「平家の里」や100を超える露天風呂を有する秘湯です。子供達のお目当ては大きなかまくらとジャンボ滑り台。地元のけんちん汁と鹿肉と香り豊かな舞茸・・・。湯西川ならではを堪能し、十分な心の洗濯です。鬼怒川上流からさらに車を走らせる事約1時間。渓流沿いに続く山道は自然の豊かさと大きさをまざまざと見せつけます。が、こんな大自然の中にも新しいダムが出来るという・・・。いま来た道も、これから帰る山道も、いずれはやがてダムの中・・・。自然とは不似合いなコンクリートとブルドーザーが所々に山肌を削っています。平成23年完成予定。難しい事はわかりませんが、心のどこかに疑問符?です。後8年、後何回この綺麗な山道をかまくら目指して来れるだろう・・・?そんな想いがこの雪と同じように心に積もります・・・。

 

  

2月17

 

 

 

   松井が好きになれない理由・・・。 

 

   

  プロ野球もキャンプを打ち上げ、オープン戦に突入!今年は松井の影響でいささかメージャーの情報が過多です。昨日、ヤンキースの紅白戦で2打数0安打に終わった松井のコメントは「まぁ〜これからです」と、相変わらずのにやけた顔。ここに私が松井を好きになれない理由があります。これが「挑戦者」と豪語した者にあるべき姿なのでしょうか?一方、常にストイックな姿勢で実績を残してきたイチローのキャンプイン前のコメントは「既にほぼベストな状態に仕上げてあります・・・」。うぅ〜ん、実に感嘆だ!。この差はいったい何なのでしょう?何様かは知りませんが、メジャーのキャンプは結果がなんぼの弱肉強食・自然淘汰のすさまじい世界。この時期を「調整」と考えている松井と「実験」と考えているイチローに、この秋どんな結果が待っているのでしょう?相変わらず私にとって松井は人間的に魅力のない男です・・・。今年も 相変わらずの清原信者で行きます。

2月24

 

 

 

   頑張れ受験生・・・!。 

 

   

  昨日は宇都宮大学の前期入試。今年は合格者11人に対して48名。昨年の103人に比べれば半分とはいえ、相変わらず厳しく狭き門です。午前中に実技検査、午後は面接。受験生にとっては一日緊張の連続なのでしょう。面接の控え室が担当の私は、そんな受験生の本当の姿を少しだけ垣間見ることが出来ます。最後の最後まで自分が用意してきた原稿に目を通す者。諦めたのか、はたまたただたんに疲れ果てたのか、ぐっすりとおやすみの者・・・。ここには歴然と男女差が存在します。やはり緊張するのでしょう。自分の順番が近づいてくると殆どの学生はトイレに立ちます。必然的に出入り口に直立する私の前をみんなが通り過ぎてゆくのですが、ここにその子の礼節を感じます。「失礼します」とお辞儀をしドアの開閉の音を少し気にしながらそっと出て行き、同じように戻ってくる子。私のことなど全く無視でドアはバタン!堂々と出て行く子・・・。体育・スポーツの教員や指導者を志す者、是非とも前者であってほしいものです。面接も終わり閑散とした大控え室。10点満点で4点でした。今年も後片づけ。座席を整頓し、机の上を掃除し・・・、そんな私の役目が無くなることを来年は期待しています。頑張れ受験生・・・!

2月26

 

 

 

   最高のスキー実習・・・!。 

 

   

  今年もスキー実習。3月5〜8日、蔵王での3泊4日です。学生40教官6名、バスの配車にホテルの手配、レンタルスキーに予算見積もり。入試の忙しさも相俟って慌ただしい出発になってしまいました。今年は初日曇り、2日目大快晴、3日目大雪・大雨、4日目大深雪と実に波瀾万丈。特に2日目の快晴はここ数年でもナンバー1。まるで雲の上にでもいるような山頂からの絶景はまるで「GOOD LUCK」!さすがに3日目の大荒れにはめげましたが、何と言っても、最終日の大深雪。3月に膝上までの深雪を自由に滑れるのは学生にも私にも貴重な体験でした。この実習の目的の1つでもある「自然の素晴らしさと厳しさを体験する」という意味では、最高のスキー実習で、学生のレポートにもそんな自然の豊かさが反映され、裏方としては大満足です。

 「自然の豊かさ・・・」、昨今の賑やかなスキー場に比べBGMの殆どない蔵王スキー場はその想いを深々と刻める貴重な時間でもありました。圧倒的な大自然に大感謝・・・!

 

 

3月10

 

 

 

   ごめんね、FLOW・・・。 

 

   

  最近のヒットチャートに「贈る言葉」がランクインされています。卒業シーズンの定番かぁ、うぅ〜ん、懐かしい。丁度あの頃、中学3年生だった私は、金八先生や海援隊、そして「贈る言葉」と同時代に生きた世代です。が・・・、FLOWにカバーされた「贈る言葉」は、なんか違うぞぉ〜。知ったかぶりを鼓舞するわけでもなく、たとえおじさんと揶揄されようが、時代の流れに逆らおうが、やっぱり違うのです。哀愁漂う「暮れなずむ街・・・、」はあのテンポでは絶対にイカンのです。おそらく、こうして私のようなおじさんは、更なるおじさん化をはかるのでしょうが、何かあの頃のゆっくりとした時間の流れと想い出が少しだけ壊れてしまうようで一筆とりました。哀れみと同情メールは下記まで・・・。

3月15

 

 

 

   頑張れ!若者・・・。 

 

   

  今年も卒業、そして謝恩会の季節を迎えました。毎年恒例の卒業生一人一人の挨拶・・・。この不況と就職難で学生の進路は実に様々です。殆どの学生は、ただ何となく過ごしてしまった4年間を少々反省的に振り返りますが、そもそも時間とはそんな流れ方をするものなのかもしれません。卒業とは美しくも悲しい音色です。新しい職場に向けて夢を語る者、後一年1から出直して就職を目指す者。色々な想いがこの日に錯綜しています。ある意味大学の卒業式と謝恩会は人生の大きな分岐点で、そこで感じる希望や挫折はは、いつの日も新鮮に蘇る・・・。是非ともその想いを胸に、これからの季節を自分らしく生き抜いて下さい・・・。 祝、卒業!

3月26

 

 

 

   嗚呼、気がつけば4月・・・。 

 

   

  3月の合宿も終了し、気が付けが4月・・・。 入学式に授業開始、オリエンテーションに各種委員会始動。教員には1月早い4月病なるものがあるのかも・・・?卒業生は無事社会人として良いスタートを切れただろうか?そんな人の心配より、この惰性感に満ちあふれた自分を心配すべきでしょうか?そう言えば大好きな釣りもご無沙汰。プロ野球は開幕したものの頼みの清原は今しばらく冬眠中・・・。なんかこう爆発したい心境です。桜はいつも通り咲いたものの・・・、そうか!たぶん天気のせいだなぁ!そうだ天気だ。いやぁ絶対天気のせいだ!人間も自然の一部である以上、天気に素直に従うべきだ。ということで、しばらくは自然の摂理に従い「春眠暁を覚えず」の境地でこの春を過ごそうと諦めました。俺は一体何を書いているのだろう・・・?

4月2

 

 

 

   三鷹ジブリの森にて・・・。 

 

   

  春休み最後の週末を利用して「三鷹の森ジブリ美術館」へ・・。井の頭公園に隣接したジブリの森は小さいながらも実に落ち着いた佇まいです。特大の猫バスは子供達を夢の世界へ、膨大なアニメ資料や美しい絶品のセル画は大人達を幻想の世界へ・・・。 中でもお勧めは、美術館限定の短編アニメ映画!私たちが訪れたときには「めいと子猫バス」の上映でした。ここでは猫バスに、子猫サイズから超特大!足が100本以上あるタイタニックサイズまであることを知ります。美術館のテーマは「迷子になろうよ、一緒に」というものですが、子供から大人まで楽しめる実に不思議な空間です。

 

   

4月7

 

 

 

   祝!春リーグ開幕・・・。 −田舎バレーボール部奮戦記 2003 男子:part1−

 

   

  今年も春リーグ開幕です。今回の会場は東京国際大学(川越)、車で約2時間の比較的良い条件です。初戦は天下の東京大学、うぅ〜ん、そう言えば心なしか知性と教養が表情に・・・。セットカウント3−1と多少手こずるも、何とか貴重な1勝、順風満帆な出だしです。今週からは女子も開幕、遙々群馬までの毎週遠征ですが、男子11人、女子9人の少数精鋭?田舎部隊が旋風を起こしてくれることを大いに期待しています。監督は今年も雑用と運転手に大活躍の春です・・・。

4月14

 

 

 

   近くにあった桃源郷・・・。 

 

   

  この大学に赴任して12年、毎年桜の可憐さにはこころを奪われていたものの、こんなに素晴らしい桃源郷があったとはまさに青天の霹靂です。広大な農場や実習林を有する宇都宮大学の農学部ですが、その「美しき桃」達は何と農学部奥の大学敷地内にありました。こんな素晴らしい風景をこの十数年見逃してきたと思うと、我ながら恥ずかしい限りです。これを機に桃の花や、桃まつりでHPを探索してみると、何と日本一と謳われる桃園がとなりの古河にあるではありませんか。これまた灯台・・・です。私の中では桜や梅に次ぐ第3の位置を占めていた「花は紅、柳は緑」の桃・・・。「人の良さ」という花言葉の通り、桜や梅にかくれた優しい存在を、来年の春は心ゆくまで、堪能したいものです・・・。

 

  

4月21

 

 

 

   泣くな大ちゃん、明日があるさ!

 

   

  昨日の横浜−巨人戦、2アウトからの10失点、うぅ〜ん。あり得ない!例えば3割バッターを7人そろえても、7連続でヒットが生まれる確率は0.1%以下、勝負とは実に恐ろしいものです。そこに科学やデータは全く役に立たず、ゆえにスポーツの面白さがあるのかもしれません。評論家は実にお気楽で、結果からああだこうだと申しますが、監督とは実に孤独で、かくも寂しきものなのでしょうか?偉そうに聞こえても、常日頃、同じ境遇の私には山下大ちゃん監督の気持ちがよくわかります。勝負には常に魔物が住んでいるといいますが、「偶然か、たまたまか、運なのか?」、いずれにせよ何か得体の知れないものが、その試合を確実に動かしているような気がします。残念ながら戦術論やスポーツ心理学を勉強してもその答えは出ず・・・、監督業を極めるには果たして何が必要なのでしょうか?これから連休で続く宇大バレー部6連戦、果たして監督はどれだけチームの勝利に貢献できるのか?自分が試されるゴールデンウィークです・・・。気合い・魂・根性・冷静沈着・etc・・・、全てを動員していざ出陣!

                                                                      4月28

 

 

 

  電車という空間・・・。

 

   

  世の中ゴールデンウィーク。今日はリーグ戦の会場が東京ということもあり、久しぶりの電車移動。何とか連勝記録を伸ばし、足取り軽く帰路に着く・・・。ガーン、さすがにGW+夕刻の電車は大混雑!。宇都宮までの約1時間半、ずっと立ちっぱなしか・・・。急にあらゆる筋肉がズシッと重くなる。のんびり楽しむ予定のカフェオレとクロワッサンは取り敢えずバッグの中に撤収だ・・・。ブルーという表現はこのためにある。

 立つ事じっと絶えて40分ほど過ぎただろうか、やっと空いて来た車内に1組の老夫婦が仲むつまじく乗ってきた。2人合わせて140歳に近いだろう。車内に座っている人は約20人、確実に熟睡の人は5人程いるだろうか?若者が「席をどうぞ」とは簡単にいかない。10秒たっても何も起こらない、10分たっても何も起こらない。おそらく、僕を含めてずっと立ちっぱなしの人の視点は、確実かつ冷酷に座っている人達に向けられている。20対1、常識というものが多数決で決められるのなら、今僕が考えている事のほうが非常識なのか?へんな国だ。席を譲るのは若者の特権ではない。座っている人の年齢はおそらく10代から50代全てにわたり、その全てが寡黙をとおしている。ふと思う、この静寂を切り裂いて飲み込んでいる言葉を吐き出してしまおうか?「誰か席を譲ってあげて下さい!」。けれどその勇気が情けなくも自分にはない。また想う、勇気ある言葉が出ず、ただ悩みを巡らせている自分は、目の前の座っている人達と同罪なのかもしれない。気づかぬふりや、眠ったふり、勇気もないのに英雄ぶり・・・、そんな多くの偽物人間がこんなちいさい空間に溢れている。そんな偽りとは裏腹に、2人のご老人はどこかに小さな旅をしてきたのだろう、楽しそうな話はつきない、その笑顔に唯一癒される。

 時間だけが流れ1駅過ぎてしまった。と、ここで・・・、ドアの音に目覚めたのか、一人の女性が気づき、ハッとして恥ずかしそうに席を譲った。けれどそれは悲しきかな1つである。老夫婦は互いに席を譲り合う・・・、その姿は美しい。相変わらず座り続けている人の醜さとは実に見事な対比だ。結局賑やかさに押されたのだろう、隣の若者が席を立ち、隣の車両に移動していった・・・、無言で・・・。実に悲しい風景。

 これで果たして一件落着なのだろうか?そんな想いが頭をよぎる。眠りから覚め、最初に席を譲ったのはとても綺麗な人だった。その人だけが唯一車内で輝いていた。心の美しさは容姿に表れるのか・・・?やっと心なしか車内に落ち着いた雰囲気が漂う。が、またふと想う・・・、一連の時間をこの老夫婦はどう感じ、どんな想いで過ごしていたのだろう。席を譲られた時、2人は2人に「どうもすいません、ありがとう」と深々とお辞儀をした。最初の人はともかく、渋々無言で席を譲った青年、落ち着きを感じている自分も含め、何も出来なかった人間に、その姿と言葉の意味はあまりに重すぎる。その瞳・・・、しわの出来た2人の笑みはまるで全てを見透かしているようだった。じっと我慢して立ち続け、それでも謙虚に「ありがとう」という言葉が出てくる・・・。今の自分たちにこの「礼」と「儀」を理解できる「こころ」があるだろうか?また、それを受けるにふさわしい「人」なのだろうか?

 電車では会話もなく、ただ携帯のメールを手早に打つ寡黙さ、科学の進歩や、快適な生活を謳歌する僕たちは、いったいどこへ行こうとしているのか?労りや思いやり、謙虚さやこころ遣い・・・、そういったものに替わり、人とかかわりを持たない今風の人間性が街を闊歩する。今、なにか大切なものを確実に失っている。電車という空間はそんな社会の縮図で、自分が試される空間かもしれない。

 ともかくあの老夫婦が無事に座れて良かった。あの女性に救われた・・・、今はそう想う。そんな多少の清々しさに、相変わらず立ち疲れたはずの我が足が、いつのまにか癒されている・・・。 

                                                                      5月6日

 

 

 

   破竹の11連勝!−田舎バレーボール部奮戦記 2003 part2−

 

   

 今年は春から縁起がいいや!宇大バレー部、開幕から破竹の11連勝!。男子は6連勝で待望の4部昇格、女子は2部に向けて5連勝中。果たして最後はどうなるのやら?12年前、ここに赴任してきたときは、男女合わせて17部。我ながら随分遠くへきたもんだ・・・。時には部員6人で乗り切り、大きな大会に出れば補助役も出せずに、これまた随分笑われてきた・・・。悲しいかな、このあたりは今も変わっていない。自分は何も感じなかったが、当時の学生は悔しい想いをしていたのだろう・・・。

 たとえば11部であれ、4部であれうちの学生のバレーボールに取り組む姿勢は何故かあまり変わっていないように思う。不思議とそう思う。確かに負ければ悔しいが、勝って下の部を笑う奴を嫌う。恥ずかしいと思う。歳とともに、そして監督業を重ねるごとにその思いは強くなっている。このことは、1つ上の部に昇格という「目標」とともに、目には見えない「目的」をしっかりと問い直す時期に来ているのかもしれない。ともあれ残り3戦、学生の溢れる笑顔と、体が震えるような感動をともに謳歌したい・・・、と切に願う。

                                                                      5月7

 

 

 

   1つの負けから学ぶもの −田舎バレーボール部奮戦記 2003 part3−

 

   

 何とも無念です。女子入れ替え戦敗退・・・。頑張ってきた7連勝もどこか霞んでしまう辛さです。長年試合を続けてきても難しいのは、相手が強かったのか?はたまたうちが弱かったのか?勝ちと負けをどう受け止めるのか?1つの負けから何を学ぶべきなのか?うぅ〜ん、実に難しいものです。全勝で1部上がった男子と、全勝でも上がれなかった女子・・・。同じ体育館で練習をしているものの実に好対照であります。体育館に向かう足取り重く、未だ気持ちの整理つかぬまま・・・。この天気と同様に重苦しい五月です。

                                                                      5月25

 

 

 

   気がつけば6月、時が経てば・・・。

 

   

 気がつけば6月。梅雨に入り毎日憂鬱な空にこころまで曇り気味・・・。 そろそろ1日の晴れ間が恋しいこの頃です。5月の敗戦にこころ落とすも、時の流れとは不思議なもので、最近ではまたいつもの練習風景に戻り、いつの間にか次の大会に向けて元気に体育館に通ってます。6月になって男子バレー部に新入部員が1人増えました。彼の名はパウエル!名前からは想像もつきませんがロシア人です。ついにうちもあのバレー王国ロシアからの留学生加入!が、しかし、彼は全くの初心者若葉マーク。思いこみとは恐ろしいものです。流暢な日本語を話す彼は、ウラジオストックから 国際学部に入学した研究生。 現在はアンダーハンドとオーバーハンドパスを特訓中!久しぶりに1からパスを教える自分に不思議と新鮮さを感じる今日この頃です。何とか時間をかけてでも、一度日本の試合に 出場させてあげたいものです・・・。

                                                                      6月17

 

 

 

   祝!サザン25周年・・・。

 

   

 桑田佳祐率いるサザンオールスターズ!。デビュー以来25周年・・・。うぅ〜ん、時が経つのは実に早いものです。デビュー曲は、当時流行っていた沢田研二の 「勝手にしやがれ」+ピンクレディーの「渚のシンドバッド」をミックスして「勝手にシンドバッド」。何ともいい加減なネーミングとふざけたノリ・・・?あの頃中学生になりたての 私には、どうせ一発屋の打ち上げ花火?程度にしか思えませんでした。が・・・、今や押しも押されぬバンド界の帝王。サザンといえば・・・、いとしのエリーから、最近ではTSUNAMI、白い恋人達、果たして何曲の名作が指を折るのか?おそらく今年も夏から年末にかけて爆発して行くのでしょう。この夏、2年前に終了した伝説の番組「音楽寅さんが」復活すると言います。桑田佳祐扮する「流しのアニキ」は、昔レコードを出したことのある元ミュージシャン。いわゆるスケベでシャイな60歳のフーテンおやじ「音楽寅さん」。そして彼の弟子、寅さんでたとえると「蛾次郎」役が、ユースケ・サンタマリア。毎回ゲストを迎え楽しい旅が繰り返されるのでしょう。今年も桑田に注目です・・・。

                                                                      6月25日

 

 

 

   7月とは言うけれど・・・。

 

   

 不思議なものであれだけ長く感じた6月を過ぎ、7月に入ったとたん3週間があっという間に通り過ぎてました。ここのところ実に梅雨らしい空模様・・・。1週目は野外で1年生研修キャンプ、2週目は附属中学校の野外活動(林間学校)に帯同 &7時間の登山!3週目は、ついこの間まで恒例の水泳実習(IN 館山)。大学の教員とはいえ、一体何が職業なのかわからないほどの多忙な毎日、気がつけばこのここの更新も1月が過ぎている、何とも ハードなスケジュールです。更にハードな8月を乗り切るには少し充電が必要かなぁ・・・ 。という事で、しばらくお休みを頂き、妹の住む北海道へ家族旅行をしてきたいと思います・・・。

                                                                   7月25日

 

 

 

   久しぶりの北海道・・・。

 

   

 久しぶりの北海道。今回は一大決心して車でGO!!。宇都宮−青森−函館−登別−小樽−札幌−富良野−滝川−札幌−小樽−新潟−宇都宮の約2,000km。覚悟はしていましたが、さすがに疲れ果てました。一番きつかったのは何と言っても宇都宮−青森間、実に東北道は長いのです ・・・。初めての函館、札幌はそれぞれに美しく、久しぶりの小樽と登別は相変わらず趣深い街です。今回は「北の国から」遺言の余韻を胸に、少しゆっくりと富良野を見てきました。石の家の近くには五郎の愛車が展示され、このドラマが終わったんだと、つくづく感じさせます。少し離れた場所に「拾ってきた街」はあり、羊たちもそこで飼われていました。雪子おばさんが働いている富良野プリンス近くの「ニングルテラス」は小さなお店が建ち並び、 都会の喧噪と時間を忘れさせてくれる素敵な空間です。富良野の自然はいつも通り、圧倒的な存在感で心に迫ってきました。かれこれ北海道を歩きましたが、やはり富良野は僕の中で一番の思い入れ深い場所のようです・・・。

 帰路は小樽から新潟へ新日本海フェリーを利用しましたが、これがまた実に趣深く、日本海に沈む夕日を見ながらの船旅は些か幻想的でした。それにしても雄大な北海道〜!いつ来ても妹が少し羨ましく思います・・・。

 

                                                                8月3日

 

 

 

   この夏への謝辞・・・。

 

   

 10年ぶりの冷夏・・・、夏は夏らしく!といきたいものですが、自然の摂理に人の力は実に無力であります・・・。

  久しぶりに季節への謝辞・・・。

      ひとときの家族旅行へ・・・、久しぶりにのんびりとした時間をありがとう。みんな元気で何よりです。

   激戦の関甲信越大会へ・・・、役員を兼ねながらの男女準優勝は立派でした。監督は反省しきりです。

   水泳に奮闘した子供達へ・・・、彩乃25M完泳、ありがとう。良く頑張りました。愛ちゃんも滑り台初デビューおめでとう。

   立派に成長した稲達へ・・・、冷夏にもめげず、よく頑張りました。秋の収穫まで後一踏ん張りです。

      台風に踏ん張った柿の木へ・・・、傷つきながらもたくさんの果実、もう少しです。

   愛車エスティマへ・・・、過酷な北海道への旅をよくぞ無事乗り切ってくれました。

                                                                  8月31日

 

 

 

   日光が病んでいる・・・。

 

   

 今年も恒例、キャンプ実習。今回は3年ぶりに場所を変え日光中禅寺湖の菖蒲が浜場キャンプ場・・・。 残暑厳しい下界に比べ、標高約1200mに位置する中禅寺湖班は爽やかな風でした。3日目は行程約2時間の湖畔ハイキング。熊出没につき要注意!の看板に多少びびるも熊よけの鈴を信じていざ出発!ほんとに出てきたらどうしよう・・・?下の写真から見る中禅寺湖畔は実に美しく思えます。が、実際に山を歩いてみると、樹齢何100年を超えようとする大木が至るところで朽ち果て、湖に没している・・・、その数幾多。鹿の被害は噂には聞いていたものの、山々の木々は実に無惨に食害に犯されている。山と湖の清涼感にもまして、その光景は我々の心に染みてくる・・・。熊が頻繁に里に現れるのも、全ての循環が悪に向かっているからなのだろう・・・。今、日光はその景色の風光明媚さとは裏腹に確実に病んでいる。それがこの実習の素直な教訓です。授業として学生が何を学んだのか?レポートが楽しみです・・・。

 

                                                                   9月5日

 

 

 

   今年の秋は大移動・・・。−田舎バレーボール部奮戦記 2003 part4−

 

   

 今年も恒例に秋のリーグ戦が始まりました。女子の会場は何と山梨の都留文科大学。宇都宮から山梨、さすがに遠い・・・。幸い開催日が殆ど日曜という事もあって、行きは朝6時に宇都宮を出れば、東北道−首都高速−中央道を経て、約3時間。が・・・、帰りはうんざりの大渋滞!たっぷり4〜5時間の運転です。なぜ中央道の談合坂は込むのか?新宿経由が間違いなのか?はたまた日曜夕方の都心を抜けなければいけない事自体が不幸なのか?気合いのナビもETCも効果無し!おかげで毎週DVDの映画を2本ぐらい見れるのですが、さすがに月曜はぐったりです。選手もさぞかしきつかろう。教育実習が重なるこの時期、お疲れの上級生はラインズマンをしながらもコックリ?帰りの車は後部座席でどっぷりと深〜い眠りについています。まぁ、いつもの事乍ら、辛〜い遠征がしばらく続きます。実り多き・・・と行けば良いのですが・・・。

                                                                  10月5日

 

 

 

   「恋文」に魅せられて

 

   

  「恋文」に魅せられています。原作をもう一度読んでみようかとも思いますが、今はドラマに浸っています。もともと渡辺篤郎にはどこか惹かれるものがあり、楽しみにしていました。原作や映画と比べ、いろいろと批判する向きもあるようですが、ドラマ「恋文」として純粋に見ています。初回から 何となく悲しげな雰囲気を醸し出していたこのドラマは、何といっても映像が「美しい」・・・。季節のせいかもしれませんが、言葉少なく淡々と、そして時に熱く溢れる感情を察するこのドラマの見方は、実に奥深いものがあります。 どこか懐かしいREMEDIOSの曲も、Do As Infinityの 『柊』も、素晴らしく迫るものがあります。番組のHPは群を抜く力作で、中でもフォトとBGMの美しさに癒されるでしょう。今後が楽しみです・・・。

                                                                  11月5日

 

 

 

   「これからが本当の勝負所」というけれど・・・。

 

   

  ワールドカップバレーボール、日本頑張ってますね。女子の健闘に後押され、男子も破竹の3連勝。新聞の見出しは、これからが本当の勝負所・・・ 、とはいいますが、もう少し暖かい見方はして頂けないのでしょうか?圧倒的に高さが優先するバレーボールで日本が戦い抜く・・・、このこと自体至難の業で、3連勝は実に素晴らしい成果であると思うのです。2mの選手2人のブロックを相手にスパイクを決める!この難しさを少しだけ体験した身としては、例えば今後7連敗したとしても、胸を張っていればいい・・・、そう思うのです。アテネの切符が12枚、もしサッカーのように16枚あればとも思いますが、現実は冷ややかです。

 そういえば、昨日の新聞で「W−CUPのテレビ放映の仕方にうんざり」という批判がありましたが、皆さんはいかがなものでしょう?論調は、過度な演出、実況アナがうるさいくて、試合の臨場感が伝わってこない、素人タレントに頼り過ぎ、海外ではあり得ない!等々です。そして最後に「協会の曖昧さとスポーツ文化の未成熟」とまとめます。確かにおっしゃる通りで「ごもっとも」とも思いますが、そういうあなたもバレーをネタに飯を食っているのではありませんか?そこまでしても五輪に行きたいのか!とでも言いたそうですが・・・、行きたいんだと思います。スポーツの楽しみ方は実に自由であって、例えばそれが、タレント目当てのミーちゃんハーちゃん?であっても、純粋にバレーボールを応援する人々であっても、とことんに自由です。スポーツの楽しみ方や応援の仕方に「本来」とか「本質」など無用で、純粋にバレーを応援したいのなら、そうした雑音に流される事のない、見方、楽しみ方を自分自身がすればいいだけの話と思います。

 些か、攻撃的かつお説教じみた感じですが、どんな結果に終わろうと今後の男子を見守ろうと思います。

                                                                  11月18日

 

 

 

   今年もお世話になりました・・・。

 

   

  今年もお世話になりました。振り返れば今年程忙しかった年もめずらしく、どっぷりと疲れ果てた1年でした。特に夏から秋にかけての授業、大会等々は、移動移動の連続で、おまけに北海道なんかも車で乗り込み、一年間の走行距離は18,000km・・・。いくら車好きの私といえ、おなか一杯です。ロングバケーションというドラマが10年程前に流行りましたが、少しそんな時間があってもいいなぁ〜と、実感しています。来年は40歳を前にして、節目のある年にしようと心に決めました。周りの目も気にせずひたすらその決意に向けて突っ走ろうと思います。 とりあえず、今年もお世話になりました・・・。

                                                                  12月25日

 

 

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